12月7日、茨城大学の黒田久雄先生の指導のもと、50年ほど前に放置され、荒れ果てた五斗薪谷津、アシや柳、それに藤蔓が絡み合い、藪に埋もれた水路、畔の復元、大木になってしまった柳の伐採活動を行いました。
黒田先生の資料から |
集合場所は農園、昼を食べるのも農園、五斗薪谷津の奥まで行くのに30分、往復1時間。宍塚の里山が広いことを実感し、里山を里山らしくすることの大変さを味わい、しかも今後も続けたいの意思を持ち、保全活動を続けてくれる里山の助っ人たち。お金があっても里山保全ができるわけではありません。担い手がいなければ何も変わらないばかりか、どんどん悪化してゆくのです。企業との活動、しみじみありがたいと感じています。
LIXIL の方々、このような活動こそが大切であることを理解されていることがうれしい。次回LIXIL の活動は6月14日(土)の予定です。
堤防に立つと、池の中央の谷津、五斗蒔谷津に茂る柳が年々育ち、最近は柳が池の中央に向かって広がりを増していることがわかります。 この活動を何年続けたら、柳が目立たなくなるのか…、谷津が田んぼ状態になるのか、気が遠くなりそうですが、今日はその一歩を踏み出すことができたのです。
ご参加の皆様、本当にお疲れ様でした。
終わりの及川理事長のあいさつ。後ろに見えるのは、同日に行われた案山子送りの風景。 |
by hana
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