2013年6月8日土曜日

2013.6.8 富士通との保全活動

2013年春の活動

 2008年から年2回、宍塚の里山で活動を続けている富士通、今回は池西湿地の整備、柳の伐採、引き抜き、谷津田のセイタカアワダチソウの引き抜き、外来魚駆除活動を行いました。企業の戦力は大きい。
単なる釣りではありません。ブルーギルなどの駆除です。

池西湿地で
by hana

 
(五斗蒔2013年7月号から転載)

2013.06.08 宍塚の里山保全活動に参加して

 富士通では、「生物多様性保全」と「社員の意識啓発」を目的に、「宍塚の自然と歴史の会」の皆様のご指導のもと「宍塚の里山を守る活動」に2008年から参加しています。今回で10 回目となった活動は、6月8日に実施され、35 名の社員と家族が「篠竹刈り作業、外来種駆除活動、湿地再生活動」等に協力しました。
 今回は、参加者の声を掲載させて頂きます。
 「小学生の息子と二人で『湿地再生活動&外来魚駆除活動』に参加しました。宍塚は古代からコメ作りが行われている土地とのことで、山間に広がる田園の風景は、初めて見るにも関わらずどこか懐かしさを感じます。
今回の活動の中で、息子が一番楽しみにしていたのが釣り(外来魚駆除)です。釣り自体が初めてでしたが、短い時間に7匹も釣りあげて大喜びでした。皆が釣ったブルーギルを見て『この魚どうするの?誰か飼うの?』と聞いてきましたが、『肥料にするらしいよ』と答えると不思議そうな顔をしていました。
 また、セイタカアワダチソウは根が残っていると再び生えてくるということで、だから抜根なのかと納得しながら作業を続けましたが、息子は10分ほどで飽きてしまい、ザリガニ探しに熱中していましたが、抜根作業はそれなりに印象には残ったらしく、家の近所でセイタカアワダチソウを見つけると『お父ちゃん、あれ抜かなくていいの?』と聞いてきます。
 今回はファミリー向け活動として、楽しみながら参加させて頂きましたが、地道な活動を継続する事で里山保全を進めている、『宍塚の会』の皆さんに敬意を表します。」
富士通株式会社 環境本部 Aさん